幻の「仮面ライダー3号」が劇場版で甦る…最新ライダーと共演

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石ノ森章太郎が企画しながら、映像化に至らなかったヒーロー 仮面ライダー3号が劇場映画として復活する。東映は『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』を製作、2015年3月21日に全国公開すると発表した。
人気の特撮ヒーローが作品を超えて活躍する「スーパーヒーロー大戦」シリーズは、2012年にスタート。仮面ライダー、スーパー戦隊に加えて、サプライズなゲストヒーローも話題を呼び人気となっている。しかし、2015年は一際大きなサプライズになりそうだ。

特撮ファンでも、あまり知る人のいない仮面ライダー3号とは何者なのだろうか?仮面ライダーと言えば、1971年からスタートしたテレビ番組に1号、2号が登場、それに続くのは1973年に登場した『仮面ライダーV3』のはずだ。
しかし、仮面ライダー3号は2014年の現代に突然生まれた設定ではない。1972年の「別冊たのしい幼稚園」に、「3ごうライダーたい ブラックしょうぐんのまき」ですでに登場している。原作は石ノ森章太郎自身だ。
当時、『仮面ライダー』の人気は非常に高く、そのまま3号へとの話があり、石ノ森がその準備を進めていたからだ。しかし、続編は『仮面ライダーV3』として実現した。幻となってしまったライダーを復活させるのが、2015年の春の映画だ。

仮面ライダー3号は映画の中で愛車トライサイクロンに乗り姿をみせる。主人公の仮面ライダードライブと競演し、さらに同じ3番目の魂を持つV3とも邂逅を果たすという。
これまで映画ではオールドファンにはうれしく、新世代には新鮮に映るヒーロー、ヒロインを次々と登場させてきた。しかし、今回は映像では誰も見たことのない古くて新しいライダーとなる。あらゆるファンにとって必見だ。

映画の監督は数々の特撮テレビシリーズ、映画をてがけてきた柴崎貴行が起用される。脚本は特撮やアニメでお馴染みの米村正二となる。
11月29日にはすでにクランクインに入った。年末にクランクアップ、2015年春にはファンの前に映画が披露される。ストーリーなどは今後の発表となる。

白倉伸一郎プロデューサー(東映) コメント
「1号 2号に続く 3号を石ノ森先生も準備していた中、より斬新なキャラクターにすべく “V3”というキャラクターになり、 3号の企画は途絶えたと伝わっています。3号ではなく“V3”になったからこそ、今日まで「仮面ライダー」がシリーズとして生き続けているかもしれません。
その 幻であった であった “仮面ライダー3号”を今、 復活させる重みを感じています。ただ、やる以上は、「ショッカーが作ったライダーである」という 1号、 2号の系譜を継ぐ、最も 仮面ライダーらしい設定にしたいとう思がありました。仮面ライダーとは、正統派ヒ-ロ-とは一線を画した、”悪の組織から出て来た”という 雰囲気をまとっていなくてはいけない。その部分が、3号には色濃く表現されています。
今回、主人公は仮面ライダードライブになりますがこの3号出会うところから、とんでもない物語がスタートします。果たしてお互いは敵なのか、味方なのか。我々が知っている歴史の中には仮面ライダー3号はい ませんが、「何故3号が存在するのか」という謎を紐解いてくことが大きな見所です。 」

『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
2015年3月21日(土)全国公開

『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
(C)2015 「スーパヒーロー大戦GP」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映AG・東映ビデオ・東映

「仮面ライダー3号」、幻のヒーローが2015年3月に映画「スーパーヒーロー大戦 GP」で復活

《animeanime》

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