マツダ、米国で調査リコール33万台…タカタ 製エアバッグの不具合

自動車 ビジネス 海外マーケット
初代マツダアテンザ(海外名:MX-6)
初代マツダアテンザ(海外名:MX-6) 全 2 枚 拡大写真

マツダの米国法人、北米マツダは12月11日、タカタ製エアバッグのインフレーター不具合によるリコール(回収・無償修理)問題の拡大を受けて、全米で約33万台を調査リコールすると発表した。

このリコールは、タカタ製エアバッグの製造段階で、ガス発生剤の成型工程や成型後の吸湿防止措置が正しく行われず、密度が不足したガス発生剤が組み込まれた可能性がある。これにより、エアバッグ展開時にインフレーター内圧が異常上昇。インフレーター容器が破損して飛び散り、出火や乗員が負傷する恐れがあるというもの。

北米マツダは12月4日、米国におけるタカタ製のエアバッグインフレーターの不具合によるリコールの対象地域を、拡大すると発表。これに続いて12月11日、全米で約33万台の調査リコールを発表した。

調査リコールとは、不具合の原因を調査するために行うリコール。マツダの調査リコールは、2004-2008年モデルの『アテンザ』と『RX-8』合計およそ33万台を対象に実施する。

北米マツダは、「独立の第三者機関による調査に、マツダも参加する予定」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る