米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは12月9日、「2015グリーンカーオブザイヤー」の最終選考に残っていた5台のうちの4台のサプライヤーだったことを明らかにした。
ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。
2015グリーンカーオブザイヤーは2014年11月、ロサンゼルスモーターショー14で発表。アウディ『A3TDI』、BMW『i3』、ホンダ『フィット』、フォルクスワーゲン『ゴルフ』、GMのシボレー『インパラ・バイ・フューエル』の最終選考5台の中から、BMW i3が栄冠を手にしている。
ボルグワーナーはこれらの5台のうち、シボレー インパラ・バイ・フューエルを除く4台に、部品を供給。部品の種類は、EGRバルブやEGRクーラー、イグニッションコイル、4WDのカップリング、デュアルクラッチ、エンジンおよびオイルポンプ駆動用のサイレントチェーンなど、幅広い。
ボルグワーナーのジェームズRヴェリヤー社長兼CEOは、「我々の先進技術が、あらゆる種類のパワートレインの燃費、排ガス性能、パフォーマンスを向上させる」と述べている。