相川七瀬、トヨタ本社ロビーで「夢見る少女じゃいられない」「ラストクリスマス」などを熱唱

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相川七瀬さん(第38回トヨタ ロビーコンサート)
相川七瀬さん(第38回トヨタ ロビーコンサート) 全 8 枚 拡大写真

トヨタ自動車は社会貢献活動の一環として、文京区の東京本社ビル1階ロビーを会場にした「ロビーコンサート」を年2回開いている。地元の方を中心に一般応募抽選でも入場できる、トヨタ社員手作りの地域密着コンサートだ。

ロビーコンサートが始まった95年に「夢見る少女じゃいられない」でデビューしたのが当時二十歳の相川七瀬さん。デビュー以来30枚のシングルと11枚のアルバム、4枚のベストアルバムを発表し、さらに3人の子を持つママでもあるロックシンガーに進化している。

相川さんはロビーコンサートの二部に登場、「恋心」「ダリア」など自身のヒット曲で会場を沸かせたあと、MCでトヨタのロビーコンサートの開始と自身のデビューが同じ年であることに触れ、実はデビュー後の給料を貯めて初めて買った車がトヨタ「セリカ」だったことを激白。裏方であるトヨタ関係者からも喝采が飛んだ。

ワムをカヴァーした「ラストクリスマス」を七瀬流に歌い上げ、ラストはデビュー曲「夢見る少女じゃいられない」で締めくくる。短いステージだったがベテランシンガーのパフォーマンスは見事。会場はほくほく顔だ。

このロビーコンサート、アーティストの顔ぶれが多彩なことも特徴だ。一部では「アンサンブル・プラネタ」という4人の女声アカペラグループとアメリカオレゴン州出身のニコラス・エドワーズ君のステージ。「アンサンブル・プラネタ」はイギリスや日本の民謡、そしてクリスマス・メドレーをノンビブラートの美しいハーモニーで響かせた。ニコラス君は「のどじまん ザ!ワールド」で日本の歌が上手い外国人として有名になり昨年メジャーデビューしたばかりの新星。しかし、トヨタ本社前で入り待ち、出待ちの追っかけがいるほどの人気者である。

18時半スタート20時終了、休憩時間には岩手の特産品も売っているという手作りの温かいコンサート。日頃の本社ロビーは話題の車が置かれるミニショールームとしても機能しているが、ロビーコンサートの今日はクルマは一台もない。主役は音楽ということか。音楽ホールではないゆえに音響は期待していなかったが、アカペラからロックボーカルまで、PAはすばらしい音にチューニングされていた。このあたりは20年間のカイゼンの結果に違いない。

《三浦和也》

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