東芝、回生電力貯蔵装置を東武鉄道に納入

鉄道 企業動向
東芝が東武鉄道に納入した回生電力貯蔵装置(TESS)。運河駅構内に設置され、12月22日から稼働する予定。
東芝が東武鉄道に納入した回生電力貯蔵装置(TESS)。運河駅構内に設置され、12月22日から稼働する予定。 全 1 枚 拡大写真

東芝は12月18日、回生電力貯蔵装置(TESS)を東武鉄道に納入したと発表した。東武鉄道は22日からTESSの使用を始める。

TESSは、鉄道車両の減速時に発生する回生電力を貯蔵し、加速時には貯蔵した電力を架線に流すことで回生電力を有効活用する装置。東武鉄道は野田線(東武アーバンパークライン)の運河駅(千葉県流山市)構内にTESSを設置した。

東芝によると、運河駅のTESSは同社のリチウムイオン2次電池「SCiB」に電力をためる方式を採用。一般的な回生電力貯蔵装置と比べて約10倍のバッテリー容量を持つ。また、同社独自の充放電制御技術の採用により効率的な充放電を実現するという。

《レスポンス編集部》

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