アイシン精機、シロキ工業を完全子会社化して経営統合で基本合意

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アイシン精機(webサイト)
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アイシン精機は、シロキ工業を完全子会社化して経営統合することで基本合意したと発表した。

自動車メーカーのグローバル展開が加速している中、コスト競争の激化、軽量化や安全面での技術開発ニーズの拡大など、自動車サプライヤーを取り巻く経営環境も大きく変化している。こうした中、両社は持続的な成長を目指すため、経営統合による競争力を強化することで合意した。

アイシン精機は株式交換でシロキ工業を100%子会社化して2016年4月1日付けで経営統合する。シロキ工業は上場廃止となる。

アイシン精機は、車体部品を事業の大きな柱として位置づけ、外装品から機能部品まで車体部品のほとんどを手がけており、パワースライドドアなど電子制御を加えたシステム商品に強みを持つ。

シロキ工業は、ドアフレームをはじめ自動車用外装部品やシート、ウィンドレギュレータなど機能部品の分野で成長してきた。

両社は経営統合することで、グローバル拠点を相互活用して生産体制を最適化するのに加え、アイシン精機はシステム・モジュール製品、シロキ工業は外装・機能部品に集中することで開発リソーセスの効率化を図る。

アイシン精機の技術開発力やグローバル供給力、シロキ工業の低コスト技術や、顧客ニーズに対応した、小回りの利く「ものづくりの力」など、両社の強みを結集、一体となってグローバル市場での成長を目指す。

両社のシート部品については、両社からトヨタ紡織に譲渡する予定。

《レスポンス編集部》

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