坂道でクルマ滑走、止めようとした運転者が下敷きに

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16日午前8時50分ごろ、静岡県浜松市北区内の私道で、坂道に駐車していた貨物車が無人のまま滑走を開始。これを止めようとした運転者の男性がクルマの下敷きとなる事故が起きた。運転者は収容先の病院で死亡している。

静岡県警・細江署によると、現場は浜松市北区三ケ日町本坂付近。貨物車はミカン山の中を通る私道に路上駐車していたが、運転していた同区内に在住する30歳の男性が降車した直後に無人のまま滑走を開始。これに気づいた男性がクルマを押し止めようとしたが転倒。クルマの下敷きとなった。

クルマは路外に逸脱し、ミカンの木に衝突して停止。男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡した。

貨物車はマニュアル車で、坂の下側へ前方を向けた状態で駐車。ギアはニュートラル位置だった。警察ではサイドブレーキの掛け方が甘いなど、駐車方法が適切でなかったことが滑走につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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