コネクテッドカー世界市場、2025年は6547万台に拡大…富士経済調べ

自動車 ビジネス 海外マーケット
コネクテッドカーの世界市場
コネクテッドカーの世界市場 全 2 枚 拡大写真

富士経済は、世界のコネクテッドカーとテレマティクスシステム、テレマティクスサービス、システム関連デバイスの市場調査を実施。その結果を報告書「コネクテッドカー関連市場の現状とテレマティクス戦略 2014」にまとめた。

【画像全2枚】

調査は2014年7月から10月の期間、同社専門調査員による参入企業および関連企業・団体などへのヒアリングや関連文献調査、社内データベースを併用して行った。

コネクテッドカーは、単独あるいはスマホなどと連携することでインターネット通信が可能なテレマティクスシステムを搭載した自動車の総称。テレマティクスシステムとしては、テレマティクス対応のカーナビやPND、Mirror Link対応スマホ連携ディスプレイオーディオ(DA)、スマホ用車載通信クレイドル、モバイル端末連携テレマティクスシステム、カーナビやスマホ連携など多くの機能を統合的に備えた車載インフォテイメント(IVI)システムなどがある。

報告書によると、2014年のコネクテッドカーの世界市場は1350万台が見込まれる。スマホを含むモバイル端末連携のテレマティクスシステムを搭載したコネクテッドカーを中心に市場が拡大することに変わりはないが、今回の調査ではMirror Link対応スマホ連携DA搭載のコネクティドカーが前回の予測ほどは伸びないとみて、2025年は2013年比5.9倍の6547万台と予測した。

日本市場は、テレマティクス対応カーナビを搭載したコネクテッドカーで形成されてきた。主に米系自動車メーカーが展開している、モバイル端末連携のテレマティクスシステムなどの搭載は進んでいない。

北米では、米系自動車メーカーBIG3が自動車の情報通信分野に注力しており、IVIシステムやモバイル端末連携テレマティクスシステムの搭載が進んでいる。また、テレマティクスサービスの加入者も急増。世界のコネクテッドカーの半数以上を占める最大市場となっていることから、日系や独系自動車メーカーは、まず北米で展開し、その後各国・地域に展開している。

欧州はPNDが中心であるため、コックピット内はできるだけシンプルで、低コストに搭載できるシステムへの評価が高い。そのため、モバイル端末連携テレマティクスシステムの搭載が進むとみられる。一方、欧州系自動車メーカーが高価なIVIシステムの搭載車を北米市場に投入することを検討しているため、欧州でもIVIシステムの搭載が進み、両システムが混在する市場になるとみられる。

中国の潜在需要は北米に次ぐとみられる。上海GMのテレマティクスサービス「OnStar」の加入者が増加しており、また、2012年に規制が緩和されたことで外資の自動車保険系テレマティクスサービスプロバイダーの参入が今後活発化するとみられる。さらに、環境対策からEVなどの普及が推進され、将来的に環境対応車専用のテレマティクスサービスも活発化するとみられる。拡大するテレマティクスサービス市場とあわせ、コネクテッドカー市場の拡大が予想される。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
  2. スズキ『カプチーノ』復活の可能性!…軽規格を維持、FRレイアウトも継承か
  3. ホンダ23車種・3364台をリコール 低圧燃料ポンプ交換作業に不備
  4. 発表秒読み?…ホンダ『フィット』7月改良、4グレード構成に刷新か
  5. 三菱『パジェロ』新型のデザインはこうなる! 公式発表は2026年秋予定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ◆終了◆6/25 次のステップを模索する中国自動車メーカーの戦略を俯瞰する
  2. ボッシュ日本、2025年度の売上高4600億円で4年連続最高記録を更新…ADAS・SDV強化が成長を牽引
  3. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
  4. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  5. バックミラーは「銀座4丁目」だった…電子ミラー最大手「ジェンテックス」が握る車内センシングの主導権
ランキングをもっと見る