【スズキ アルト 新型発売】鈴木会長「原点に戻って実用重視」

自動車 ニューモデル 新型車
スズキ 新型アルト 発表会に出席した鈴木修会長兼社長(左)
スズキ 新型アルト 発表会に出席した鈴木修会長兼社長(左) 全 8 枚 拡大写真

スズキは12月22日に新型『アルト』を発売した。5年ぶりの全面改良であり、1979年登場の初代モデルから数えて8代目となる。商用車も含み月間7000台の販売を計画している。

軽量化と剛性の向上を両立させた軽自動車用の新プラットフォーム(車台)を採用し、燃費は最も良いもので37km/リットルと、ガソリン車で最高とした。都内の発表会で会見した鈴木修会長兼社長は「初代を出した79年の原点に戻り、庶民感覚で実用を重視し、余り派手にならないようにした」と、今回の改良の狙いを語った。

低価格の実用車として軽自動車の市場拡大に寄与してきたアルトだが、全面改良ごとに「だんだん豪華になったのは否めない」(鈴木会長)とし、経済性と共にデザインもシンプルさを打ち出した。

最高燃費の原動力になった新プラットフォームにより、車両重量は旧モデル比で60kgの軽量化につなげ、軽自動車で最軽量の610kgとしている。新プラットフォームは順次、軽自動車シリーズに展開する。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 復活の『コブラ』販売へ、英ACカーズが米国市場に本格参入
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る