【ホンダ N-BOXスラッシュ 発表】アメリカン・カスタムの現場にインスパイアされた

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ N-BOX スラッシュ Xグレード(プレミアムホワイトパール2&レッド)
ホンダ N-BOX スラッシュ Xグレード(プレミアムホワイトパール2&レッド) 全 11 枚 拡大写真

ホンダの新型軽自動車『N-BOXスラッシュ』のデザインを作り上げるため、ホンダの開発プロジェクトのチームはアメリカで、実際にチョップトップを製作するカスタムショップを訪れている。

「イメージの世界を感じ取ってほしいということで、街並みやダイナー、カフェ、バーなどを回って、アメリカの空気感みたいなものを感じとらせてもらいました。そして最後に、ディープな世界ということでアメリカン・カスタムの現場に行かせてもらって。本当に日本の職人のようにすごい知識と今までのカスタム・ヒストリーを聞かせてもらいました」というのは、カラー担当のデザイナーであるホンダの半澤小百合さんだ。彼女がアメリカの地を踏むのは初めてのこと。

「ビックリしました。私はオールド・アメリカみたいなものに触れて育った年代ではないので。むしろ新しいというか、格好良いなと思いました。みんなが憧れるのがよく分かりましたね」と半澤さんは、アメリカでの経験を振り返る。

一方、アメリカは二度目だが、カリフォルニアは初めてというのが、エクステリア・デザインを担当した根本知幸氏だ。

「僕は40代後半なもので、アメリカは雑誌の『ホットドックプレス』や『ポパイ』で、学んでいる部分はありました。そこでアメリカって、陽気で軽くて楽しいだけと思っていたんですよ。ところが、カスタムのディープなところに行ったら、アメリカ人の自分の好きなものにかける情熱というか、こだわり。ものすごくこだわっている姿勢とか。真面目なんですね。それが衝撃的で。“ああ、アメリカ人すごいな。負けていられないな”と。量産車で彼らに負けないためには、相当、頑張らなければいけないなと。それがすごく印象に残りましたね」と根本氏。

ホンダのN-BOXスラッシュのデザインには、そうしたアメリカでの経験が色濃く反映されているのだというのだ。

《鈴木ケンイチ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る