プリペイドSIMカードが200円から購入できるオーストラリア

エマージング・マーケット オセアニア
phone
phone 全 2 枚 拡大写真

オーストラリアでは、世界的な流れと同じく、この2年くらいでガラケーよりもスマートフォンが主流になりつつある。電車やバスに乗るとスマートフォン、タブレットでSNSを使っている人を多く見かける。

【画像全2枚】

イーコマース・マーケティング調査によると、総人口に対するインターネットユーザーの比率は、日本が約86%(2014年6月調査)、オーストラリアは少し高い約87%(2013年調べ)となっている。ここオーストラリアでは、学校でのアサイメントや各種公共機関への支払い、さらにインターネットショッピングが増え続けていることなどが数字の背景になっているという実感がある。これにスマートフォンやタブレットとデバイスが浸透し、一層気軽にインターネットが使える環境ができている。

インターネット接続に関しては、2年契約がほとんど。契約をしたくない人やまた国内での通信整備が完全に整っていないこと、国内で無料のWiFiスポットが増えていることを理由に、SIMカードを利用する人も多いように感じる。

SIMカードプリペイドの場合は、最初にカード、メモリースティックを購入する。必要であれば、随時お金を入金すればよい。電話会社が各社プランを用意しているが、最初のSIMカードはほとんどが2オーストラリアドルから購入可能。FacebookなどのSNSを制限なく使えるプランもあり、それらが理由で公共交通機関でインターネットユーザーが目立ってきているのかもしれない。

いずれにしてもここオーストラリアではインターネット環境は整いつつある。あとはいつでもサクサクと繋がること、すなわち安定した通信技術の整備が課題である。つながるとはいえ、その速度や安定度がまちまちでは、つながるという期待を損なうことになる。

【旅しよう】日豪通信環境の比較…つながるとはいえ安定・快適?似通った課題

《Asami SAKURA@CycleStyle》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  2. 初公開「赤のS」と「白のGT」で『GSX-R』40周年を祝福! スズキ工場にファン集結、MotoGPマシン「最後の咆哮」も
  3. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  4. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  6. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
  7. 【メルセデスベンツ GLCクーペ 新型試乗】最も売れたベンツ、その走りは「気持ちに訴えかける味わい」だった…島崎七生人
  8. パイオニア、『プリウス』『ジムニー』『スペーシア』専用カーオーディオ取付キット3機種を発売
  9. 【スズキ クロスビー 改良新型】サイドシルエットとカラーで表現したSUVらしい「格好良さ」とは
  10. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る