ZFの売上高、前年比7%増の180億ユーロ超へ…2014年見通し

自動車 ビジネス 企業動向
ZFの新スタンダード 8HP
ZFの新スタンダード 8HP 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ZF社は12月18日、2014年の売上高の見通しが、前年比7%増の180億ユーロ(約2兆6385億円)を超えると発表した。

業績が好調な要因は、北米とアジア太平洋。両地域での2014年の売り上げは、前年に対しておよそ20%増えて、北米が37億ユーロ(約5425億円)、アジア太平洋が36億ユーロ(約5280億円)となる見通し。

欧州での2014年の売り上げは、前年比5%増の103億ユーロ(約1兆5100億円)が見込まれる。一方、南米は、前年比20%減の5億5500万ユーロ(約815億円)にとどまる見通し。ブラジルの経済情勢の悪化が響いた。

また、ZF社は2014年9月、米国の自動車部品大手、TRWオートモーティブ(以下、TRW)を買収すると発表。ZFがTRWを買収することにより、ドイツのボッシュに次いで、世界第2位の自動車部品メーカーが誕生する。

同社は、「困難な経済環境の中、ZFの業績は引き続き好調。TRWの買収決定も、2014年の主要なトピック」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ルークス』に「AUTECH LINE」、新型唯一のブラック内装…225万8300円から
  2. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
  3. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
  4. フェラーリ『849テスタロッサ』、日本初披露…価格は6465万円から
  5. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る