バイク軽自動車増税、見直し論多数...自民税調

自動車 社会 政治
バイク軽自動車増税、見直し論多数...自民税調
バイク軽自動車増税、見直し論多数...自民税調 全 1 枚 拡大写真

自民党税制調査会(野田毅会長)が25日に党本部で開いた小委員会で、2015年度から実施されるバイクの軽自動車増税に対する異論が噴出した。

車体課税などをテーマとしたこの日、同党政策部会の1つである経済産業部会(鈴木淳司部会長)は「オートバイの課税は四輪車とのバランスや昭和60年(1985年)のミニカー減税を踏まえ、増税対象は新規取得車に限るべき」と述べた。出席議員席からは「そうだ」という声援と拍手が起きた。

同総務部会(松下新平部会長)は、既にほとんどの自治体が増税の条例改正を行っていることを理由に「二輪車から要望があるようだが、課税現場が混乱することはやめてもらたい」と、見直しに反対。

しかし、同内閣部会(秋元司部会長)が再び「二輪車の増税対象は新規取得車に限るべき」と述べた上で、「けして現場の混乱は起きない。簡単なこと」と、懸念を打ち消した。

自民党税制調査会は、平行して公明党税制調査会とも協議を行っている。自民、公明両党は2015年度の与党税制改正大綱を30日に決定する。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  2. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
  3. セナのF1マシンにインスパイア、12台限りのロータス『エミーラ』が公開…IAAモビリティ2025
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. フェラーリ『849テスタロッサ』、日本初披露…価格は6465万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る