トヨタ のインド販売、8%増…2か月連続プラス 2014年12月

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トヨタ エティオス 改良新型
トヨタ エティオス 改良新型 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は2014年12月31日、12月のインド新車販売の結果を明らかにした。

同社の発表によると、12月の総販売台数は1万3628台(輸出を含む)。前年実績の1万2622台に対して、8%増となり、2か月連続で前年実績を上回った。

TKMは2014年3月中旬、インド国内の2工場をロックアウト(一時閉鎖)。賃金交渉が難航し、一部の従業員が生産を妨害したり、会社を脅迫したりしていることを受けて、TKMが工場のロックアウトに踏み切った。その後、工場では1か月間、通常の操業が出来ない状態だったが、2014年4月下旬から、通常の生産体制に復帰。

12月実績の1万3628台の内訳は、インド国内販売分が1万1740台。前年同月比は10.3%増と、2か月連続で増加した。TKMは2014年10月、主力車の『エティオス』と『エティオス・リーバ』に初の大幅改良を実施。その効果が持続する。

また、TKMは2012年4月から、現地生産車の『エティオス』シリーズの海外向け輸出を開始。12月はこのエティオスを、1888台輸出した。

TKMのN・ラジャ営業&マーケティング担当上級副社長は、「11月に上向いた販売が、12月も持続した。顧客は12月に実施したキャンペーンを歓迎してくれた」と述べている。

《森脇稔》

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