スズキが8年ぶりに首位奪還…2014年の軽自動車販売

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ダイハツ ムーヴ(左)と スズキ ハスラー(右)
ダイハツ ムーヴ(左)と スズキ ハスラー(右) 全 9 枚 拡大写真
終盤まで激しい首位争いが続いていた2014年の軽自動車販売シェアは、スズキが僅差でダイハツ工業を抑え、8年ぶりにトップの座を奪還した。

全国軽自動車協会連合会が1月5日に発表した14年の軽自動車販売統計(速報)によると、スズキが前年比13.9%増の70万9083台だったのに対し、ダイハツは7.0%増の70万6288台と、スズキが2795台上回った。シェアは31.2%と31.1%だった。

ダイハツは07年から7年連続で首位を維持していたが、スズキが年初に投入した『ハスラー』のヒットで勢いに乗り、押し切った格好だ。両社のシェア争いもあって14年の軽自動車市場は2年連続で過去最高となった。

ただ、業界では「市場は実需以上の数字になっている」(軽販売下位メーカー)と、両社の加熱ぶりに冷ややかな指摘も出ている。しかし、スズキとダイハツのシェア争いは3月までの14年度ベースでも続く見込みだ。年度ではダイハツが06年度から13年度まで8年連続で首位を維持している。

《池原照雄》

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