燃料価格下落も外食産業料金は値下げせず マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

燃料価格が上昇すると輸送コストや原材料コストも上がり、外食コストも上昇する傾向があるが、燃料価格が下落しても外食産業は値下げをしていないようだ。

英字紙「ザ・スター」によると、レストランやコーヒーショップ、屋台などでの食事の料金は変わらないという。

全マレーシアトラック所有業者協会(PMLOA)はメンバーに対して、ディーゼル油の値下がりを受けて輸送料金を適切に調整するよう呼びかけているが、マレーシア競争委員会(MYCC)が定めた規制が影響し、どの程度調整を行うべきか基準が明らかでないという。PMLOAは、大きな負担となっているとしてタイヤやスペアパーツへの税金を引き下げるべきと連邦政府に求めている。

マレーシア・インド系ムスリム飲食店オーナー協会(Presma)のノールル・ハッサン会長によると、加盟する飲食店のオーナーは、より多くの顧客を呼び込むために値下げを行いたいと考えてはいるもののコストがいまだに高く、サプライヤーも原料などの価格を引き下げていないことから飲食代金の引き下げができずにいるという。また、野菜や魚などの価格は高騰していることも影響しているという。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  6. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  7. 人気のゴミ収集車モチーフも、車好きキッズ向けスニーカー「IFME のりものシリーズ」新登場
  8. 初公開の『黒いプレリュード』に「ワクワクしますな!」、SNSで高評価集まる
  9. BMW『3シリーズ』誕生50周年、日本専用の記念限定車710台を発売…698万円から
  10. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る