佐川急便、東京スカイツリータウンでの物流効率化で国土交通大臣賞

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佐川急便 (イメージ)
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佐川急便は、「グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰」で、国土交通大臣賞を受賞したと発表した。東武鉄道、東武タワースカイツリー、東武タウンソラマチとの共同受賞となった。

佐川急便は、日本を代表する大型複合施設である東京スカイツリータウンで、納品車両の円滑な搬出入の仕組みなどを検討する物流ワーキンググループに、2009年から参画し、物流業務の効率化に取り組んできた。

東京スカイツリータウンでは、宅配便、直納便などを佐川急便が一括で引き受け、共同配送することで、納品車両台数の削減とスムーズな納品に取り組んできた。

入館や搬出入での「人・物・車・情報」を一元管理、施設に出入する全ての情報を把握できる館内物流システムを構築することで、荷捌き駐車場や貨物用エレベーターの効率的な運用を行っている。

また、館内物流システムを導入すると同時に、外部に仕分けする倉庫「TCセンター(トランスファーセンター)」を設置して共同配送を実施している。施設内で販売される商品のサプライヤーから、納品商品をTCセンターで受け入れて、検品仕分け後に共同配送することで搬入車両の集約を実現した。

今回の受賞は、これらの取り組みで、物流によるエネルギー使用量、CO2排出量の削減と、地域の交通安全への寄与などが評価された。

佐川急便では、これまでの館内物流業務の経験と実績を活かし、今後も環境負荷低減と物流の効率化、周辺地域に配慮した環境対策に取り組む方針。

《レスポンス編集部》

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