JR東日本、『成田エクスプレス』訪日客向け割引切符を往復券に変更

鉄道 企業動向
訪日客向けに発売している『成田エクスプレス』の片道割引切符は3月14日から往復券に変わる。写真は総武本線を走る『成田エクスプレス』。
訪日客向けに発売している『成田エクスプレス』の片道割引切符は3月14日から往復券に変わる。写真は総武本線を走る『成田エクスプレス』。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本は1月6日、成田空港アクセス特急『成田エクスプレス』を利用できる訪日外国人旅行者向けの割引切符について、現在の片道券の発売を終了して往復券に変更すると発表した。

同社は現在、訪日客に限り『成田エクスプレス』が利用できる、成田空港・空港第2ビル両駅発の片道割引切符「N'EX TOKYO Direct Ticket(One-way)」(大人1500円・子供750円)を発売しているが、3月13日限りで発売を終了。翌14日から「N'EX TOKYO Round Trip Ticket」を新たに発売することにした。

「N'EX TOKYO Round Trip Ticket」は、『成田エクスプレス』の普通車指定席が利用できる往復割引切符。成田空港・空港第2ビル両駅から東京電車特定区間に向かう場合、『成田エクスプレス』を降りた後も途中で改札口を出なければ、電車特定区間内の任意の駅まで利用できる。逆に成田空港・空港第2ビル両駅に向かう場合も、途中で改札を出なければ電車特定区間内のどの駅からも利用することができる。

発売額は大人4000円・子供2000円で、有効期間は14日間。成田空港・空港第2ビル両駅で発売されるが、購入できるのは外国のパスポートを所持している外国籍の人に限られる。

このほか、JR東日本の全線が利用できる訪日客向けフリー切符「JR EAST PASS」も、3月14日から切符の効力を一部変更。北陸新幹線の延伸開業に伴い、同線の長野~上越妙高間が新たに利用できるようになる。しなの鉄道とえちごトキめき鉄道に経営が移管される信越本線長野~新井~直江津間は、新井~直江津間のみ引き続き利用できるようにするが、長野~新井間は利用できなくなる。発売額は変更しない。

《草町義和》

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