自工会池会長、賃上げについて「業績が上がれば当然、還元はある」

自動車 ビジネス 企業動向
日本自動車工業会 池史彦 会長
日本自動車工業会 池史彦 会長 全 3 枚 拡大写真

日本自動車工業会の池史彦会長は1月6日、安倍政権が求めている賃上げについて、2015年度税制改正大綱でエコカー減税の延長が盛り込まれたことで需要が喚起されて業績が上がれば、「当然、従業員への還元はある」との考えを示した。

池会長は同日都内で開かれた自動車工業団体賀詞交歓会で報道陣の囲み取材に応じ、今春闘での賃上げ交渉について「個社ベースの話なので自工会としてコメントしにくい」と前置きしながらも、「今回の税制改正大綱で、自動車そのものは増税になり、それでなくても今売れていない車がますます売れなくなるということを、ある意味悲鳴を上げて(税調に)お願いした。それに対して今回の税調ではずいぶんそこを勘案して頂いて、全額ではなかったが、もともと総務省が言っていた(車体課税に対する)増税分の半分以下の規模になった」とコメント。

その上で「それにお応えするには我々が需要を喚起してやっていかなければいけない。それで業績が上がれば当然、従業員への還元というのはある」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る