日本精工、ISO規格に準拠した小型車向け電動パワステを開発

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日本精工が開発した機能安全規格対応 「電動パワーステアリング」
日本精工が開発した機能安全規格対応 「電動パワーステアリング」 全 2 枚 拡大写真

日本精工は、自動車向け機能安全国際標準規格に準拠した電動パワーステアリング(EPS)を開発したと発表した。

新開発EPSは、自動車向け機能安全国際標準規格である「ISO26262」に完全対応した開発業務プロセスを構築し、機能安全監査と、機能安全アセスメントを実施。マイコンやトルクセンサなどの診断機能を強化して、自動車メーカーの安全目標を達成した。

パッケージレス半導体と機械的接点の無い半導体リレーの採用などで、放熱器などの小型化と部品点数を削減、従来品と比べて体積比で10%の小型・軽量化を実現した。

開発したEPSのセンサは、多様化する高度な車両制御に対応するため、操舵トルク検出機能に加えて、操舵角度を検出する舵角センサを内蔵した。

今後、小型車向けに拡販を図り、EPS事業全体の売上として、2016年3月期に2500億円を目指す。

《レスポンス編集部》

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