MINI ハッチバック 新型、米国でリコール…トランスミッションに不具合

自動車 ビジネス 海外マーケット
MINI ハッチバック
MINI ハッチバック 全 3 枚 拡大写真

BMWグループのMINIが2014年春、米国市場に投入した新型MINI『ハッチバック』。同車が米国市場で、リコール(回収・無償修理)を行う。

これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。BMWの米国法人、BMWオブノースアメリカから、新型MINIハッチバックに関するリコールの届け出を受けた、と発表している。

今回のリコールは、新型MINIハッチバックのトランスミッションの不具合が原因。NHTSAによると、販売店での整備の際、トランスミッションの制御用ソフトウェアが、誤ってプログラムされた可能性があり、シフトをPレンジに入れなくても、ドライバーが車両から降りることができるという。

これは、米国の安全基準に抵触。無人の車両が動き出し、事故を起こすリスクが高まる。リコールの対象となるのは、米国で販売された2014-2015年モデルの「クーパー」と「クーパーS」グレード。2014年1月上旬から2014年10月中旬にかけて生産された車両が該当する。

BMWオブノースアメリカは、対象車両を保有する顧客に通知。販売店で、トランスミッションコントロールモジュールのソフトウェアを改修するリコール作業を行うとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 夏の風物詩「鈴鹿8耐2025」、2人体制のホンダが4連覇、6年ぶり参戦のヤマハは2位健闘
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る