【東京オートサロン15】POTENZA新製品「Adrenalin RE003」をお披露目…ストリート向けタイヤ

自動車 ビジネス 国内マーケット
ブリヂストン POTENZA Adrenalin RE003
ブリヂストン POTENZA Adrenalin RE003 全 11 枚 拡大写真

ブリヂストンは、1月9日に開幕した「東京オートサロン2015」にて『POTENZA』シリーズ新製品「Adrenalin(アドレナリン) RE003」を展示している。

【画像全11枚】

Adrenalinシリーズは、街乗りの静粛性や快適性を実現しながら、スポーティーな走りも演出してくれるストリート向けタイヤだ。RE001、RE002と順当に進化を続け、9日に最新モデルとなるRE003がリリースされた。

従来モデルと同様に、非対称パターン、パルスグルーブや3つのメインリブなど、排水性や高い操作性、レスポンスを実現する基本構造を踏襲し、コンパウンドやブロック形状などそれぞれに改良が加えられている。

RE003のトレッドパターンを見ると、メイングルーブを波状にして排水性を向上させるパルスグルーブの形状は大きな変更はないが、アウト側のショルダーブロックは、横溝が縦溝まで横断することなく途中で止まっている。ショルダーが横溝で分断されないので、見た目も実際の性能も剛性感が高くなり、広い接地面が確実なトラクションを発生させてくれるという。

またRE003では、15インチと20インチサイズもラインナップに加わり、対応するサイズが30以上(3月発売予定時)となっている。RE002より格段に装着可能車種が広がった。ブースで説明してくれた広報部の長井大輔氏によれば、「新しいコンパウンドやパルスグルーブ形状などにより、ウェット性能も向上させており、スポーツカーだけでなく通常のセダンやミニバンにも使ってほしい」とのことだ。

ストリート向けのタイヤの場合、グリップやハンドリング性能に寄った設計をするため、ウェット性能は犠牲になりがちだが、RE003はラベリング表示のウェット性能でもbランクを取得している。Adrenalinというと、ストリートタイヤだが、雨天や街乗りなど普段使いもオールランドにカバーしてくれるだろう。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る