【ダカール15】日野、2号車がSS総合19位、1号車も35位と健闘…第6ステージ

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1号車菅原義正/若林葉子/羽村勝美組
1号車菅原義正/若林葉子/羽村勝美組 全 10 枚 拡大写真

ダカールラリー2015はチリでの競技が3日目を迎え、1月9日にはアントファガスタ~イキケ間で277kmの競技が行われた。

イキケの西側地域を舞台にしたSS(スペシャルステージ)は引き続きフェシュフェシュ(パウダー状の細かい砂が堆積した地面)の多いグラベル(未舗装路)が中心だが、終盤には砂丘も登場。途中に22kmのニュートラルゾーンを挟むため、実質は255kmで前半69km、後半186kmが設定されていた。

8日、アントファガスタのビバークへの到着が夜半となった日野チームスガワラの1号車菅原義正/若林葉子/羽村勝美組だが、目立ったトラブルはなし。メカニックの徹夜の点検作業を受け、2号車菅原照仁/杉浦博之組とともに元気に出発していった。

SSでは2号車が引き続き快走を見せ、トラック部門総合19位/排気量10リットル未満クラス1位でゴール。菅原照仁は新型のA09C型エンジンとサスペンションの改良によって、ガタガタ道や砂丘でもトラック部門の大型車両と互角の走りが出来るようになってきたと手ごたえを強調した。

一方、1号車も健闘し、総合35位/クラス2位の成績で競技を終了。累積順位では2号車が総合20位/クラス首位、1号車も4日目の行程でウェイポイントのミスにより3時間のペナルティタイムを課されながらも、総合32位でクラス2位とした。

10日は各部門の動きが異なり、2輪は休息日、4輪はボリビアのウユニへ向かう一方、トラックはイキケ近郊にアシスタンスやメカニックが不在のマラソンビバークが設営される。同所では乗員自身が競技車が搭載しているパーツや工具のみを使って整備や修理を行うことが許されているため、日野チームはいつも以上に入念な点検整備で万全を期していた。

菅原義正は「昨晩は2時に寝て今日は6時に起きたので少々眠いですが、クルマも体も快調です。今日のSSは埃が酷い中に穴や崖が隠れていたりして、とてもあぶないところでした」と一日を振り返った。

菅原照仁は「今日の砂丘は何年振りかで難しかったです。このあたりの悪路も厳しいものですが、クルマとしては調子が上がっていて、速いライバル車が追いついてこない感じです」と語った。

《成瀬雄太@DAYS》

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