【デトロイトモーターショー15】シボレー ボルト 新型を初公開…PHVシステムを一新

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シボレー ボルト 新型(デトロイトモーターショー15)
シボレー ボルト 新型(デトロイトモーターショー15) 全 7 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは2015年1月12日、米国で開幕したデトロイトモーターショー15において、新型『ボルト』を初公開した。

初代ボルトは2010年末、米国市場で発売。GMの市販プラグインハイブリッド車(PHV)の第一号車が、ボルト。デトロイトモーターショー15で初公開された新型は、2世代目となる。

2世代目となる新型ボルトでは、PHVパワートレインを一新。2モーターの PHVシステムは、現行比で電費効率をおよそ5-12%引き上げた。加速性能は、現行比で20%以上アップ。45kgの軽量化も図る。

また、二次電池は、韓国のLG化学と共同開発。蓄電容量は、現行比で20%向上させ、EVモード時の航続距離を、およそ80kmへ伸ばす。セルの総数は288から192へ低減。バッテリー単体重量も、13kg軽量化。さらに、発電用の直列4気筒ガソリンエンジンは、排気量を現行の1.4リットルから1.5リットルに拡大。新開発の直噴ユニットとした。

また、新型には、オンデマンドで作動できる回生ブレーキを採用。ステアリングホイールのパドルを操作することで、任意に回生ブレーキを作動できる。シボレーは、「最大航続可能距離は、およそ680km以上の見込み」とコメントしている。

《森脇稔》

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