【オートモーティブワールド15】過去最多636社が出展し開幕…自動車部品加工展も

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オートモーティブワールド2015 テープカット
オートモーティブワールド2015 テープカット 全 12 枚 拡大写真
自動車の次世代技術を一堂に集めた「オートモーティブワールド2015」が1月14日、東京ビッグサイトで開幕した。前回から204社増えて、過去最多の636社が国内外から出展し、新技術の展示だけでなく、実際の商談の場としても活用されている。

オートモーティブワールド2015は従来からのカーエレクトロニクス技術展、EV・HV駆動システム技術展、クルマの軽量化技術展、コネクティッド・カーEXOPに加え、新たに自動車部品加工EXPOが加わり、5つのテーマで構成されるようになった。このため展示面積も前回から60%拡大され、東京ビッグサイトの西ホールすべての展示スペースを使って開催される。

開場前に特設会場で行われたテープカットには、本田技術研究所の山口次郎取締役専務執行役員やマツダの藤原清志常務執行役員を始め、フォルクスワーゲンのフォルクマー・タンネベルガ―電子・電装開発部門専務、フォード・モーターのダイレクター、ジョン・サキオカ氏など国内外の自動車および自動車部品、さらに半導体メーカーのトップや役員ら34名が参列。

主催者を代表してあいさつしたリードエグジビションジャパンの石積忠夫社長は「このオートモーティブワールドは2009年に第1回を開催した。それ以来、毎年規模を拡大し、7年の今回は前回に比べ出展社が一気に204社増えて、過去最多の636社にご展頂いた。去年はこの(西ホールの)1階だけを使っていたが、2階の会場も全部使って開催の運びとなった。このように大変盛り上がっているのも、ひとえに皆さんが積極的に参加してくださったおかげと改めて感謝申し上げます」と述べた。

オートモーティブワールド2015は1月16日までの3日間にわたり開催され、リードエグジビションジャパンでは会期中に2万1000人の来場を見込んでいる。初日の14日には日欧米の自動車メーカーの技術部門のトップによる技術戦略に関する基調講演のほか、専門セミナーも開催されている。

《小松哲也》

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