日本通運は、国際協力機構(JICA)が実施する西アフリカ、エボラ出血熱感染地域への支援物資を、日本からドバイまで航空輸送したと発表した。
西アフリカにおけるエボラ出血熱の流行で、世界各国から国際的な支援がさまざまな形で行われ、JICAは、リベリア、シエラレオネ、ギニア、マリからの要請に応じ、東京都から提供のあった個人防護具約72万セットを供与した。
日本通運は、このうち約68万セットについて、日本での検品・梱包作業からドバイまでの航空輸送を担当した。
また、到着地でも、日本通運の現地法人である中東日通が荷受・保管業務を担い、発着での一貫した輸送体制で支援に参加した。
同社では、今後も物流を通じて、国際社会に積極的に貢献していくとしている。