【メルセデスベンツ Cクラスワゴン 試乗】ある意味、セダンより格好良いデザイン…藤島知子

試乗記 輸入車
メルセデスベンツ Cクラスエステート(日本名:Cクラスステーションワゴン)
メルセデスベンツ Cクラスエステート(日本名:Cクラスステーションワゴン) 全 18 枚 拡大写真

4代目として登場したメルセデスベンツ『Cクラス』は、『Sクラス』並みの安全装備や走行性能、内外装の質感など、ミドルクラスのプレミアムカーの常識を打ち破るクルマづくりがポイントだ。

【画像全18枚】

Cクラスには「セダン」と「ステーションワゴン」が存在するが、セダンの走りは意のままの操縦性や、軽快な走りを満喫させてくれる性格であるのに対して、ステーションワゴンの走りは、従来からのメルセデスらしい走りが息づいた存在ともとれる。

高速走行時にゆったり構えて走れる安定感、ワインディングのような場所では、穏やかなリズムでリアが追従してくるイメージ。ファミリーで乗りこなすクルマとしては、ステーションワゴンのキャラクターがしっくりくる。

リアに荷物を沢山積める実用性を備えたワゴンとなれば、野暮ったいシルエットになりがちなものだが、今回のステーションワゴンはエッジが効いたボディサイドのキャラクターラインと伸びやかなシルエットでスポーティさを表現。スッキリと仕立てられたテールエンドのデザインも洗練されていて、ある意味、セダンより格好良いデザインだと思えてくるほど。

また、実用面では、張りだしを抑えてスッキリした荷室は、後席の背もたれがワンタッチでアレンジできたり、電動式のテールゲートはリアバンパー下に足を近づけると開閉できる機構になっていたりと、実際に使うシーンでメリットが感じられる便利機能を惜しげもなく採用してきている。

レーダーやステレオカメラを駆使した先進安全装備を搭載していることで安心してドライブが楽しめるほか、洗練されたデザインで、日本の交通環境で向き合いやすいワゴンを探している人にはオススメのモデルだ。

■ 5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★★

藤島知子|モータージャーナリスト
幼い頃からのクルマ好きが高じて、2002年からワンメイクレースに挑戦。市販車からフォーミュラカーに至るまで、ジャンルを問わず、さまざまなレースに参加している。2007年にはマツダロードスターレースで女性初のクラス優勝を獲得した経験をもつ。現在はクルマの楽しさを多くの人に伝えようと、自動車専門誌、一般誌、TV、WEB媒体を通じて活動中。走り好きの目線と女性の目線の両方向から、カーライフ全般をサポートしている。COTYの選考基準は、クルマと共に過ごす日常において、気持ちを豊かにしてくれるクルマかどうかに焦点を当てる。

《藤島知子》

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