富士重吉永社長「米国販売は20年の見込みを今年達成へ」

自動車 ビジネス 企業動向
レガシィ アウトバック 新型と吉永泰之社長
レガシィ アウトバック 新型と吉永泰之社長 全 3 枚 拡大写真

富士重工業(スバル)の吉永泰之社長は1月16日に都内でメディア関係者と懇談し、2015年の世界販売計画などを公表した。この中で主力販売先の米国では「20年の中期ビジョンで見込んでいた数字がほぼ達成できる」との見通しを示した。

富士重の14年の米国販売実績は前年比5%増の51万4000台で、初めて50万台を突破するとともに6年連続で最高を更新した。7月に新モデルを投入した『アウトバック』と『レガシィ』をはじめ、全モデルが好調に推移した。

供給力は慢性的に不足する状況にあり、「今年も現地在庫はギリギリで回すことになる」(吉永社長)が、14年比で5%増の54万台を計画した。富士重は12年に20年時点で100万台規模のグローバル販売を目指す中期ビジョンを公表し、その半数強を米国で販売したい方針だった。ほぼ5年前倒しで達成できる見込みであり、今後は中期ビジョンそのものの見直しも必要となりそうだ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る