イタリアのアルファロメオが2015年1月12日、米国で開幕したデトロイトモーターショー15でワールドプレミアした『4Cスパイダー』の市販モデル。同車の公式映像が配信されている。
アルファロメオは2014年春、ジュネーブモーターショー14に、4Cスパイダーの「デザインプレビュー」を出品。デトロイトモーターショー15で初公開されたアルファロメオ4Cスパイダーは、その市販版。
コンセプトカーに対して、細部のデザインを手直し。クーペの『4C』とは異なり、ボディサイド後方に、エアインテークが装備される。ルーフは、コンベンショナルなソフトトップ。これは、クーペ版では895kgという4Cの超軽量ボディに、オープン化に伴う重量増を抑えるための選択。アルファロメオによると、クーペの4Cからの重量増は、およそ60kgに抑えられるという。
イタリアのアルファロメオ・スタイル・センターが手がけたオープンボディのミッドシップには、排気量1750ccの直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力237hp、最大トルク35.7kgmを発生する。トランスミッションは、TCTと呼ばれるデュアルクラッチ。0-96km/h加速は4.1秒の実力。
1月12日、アルファロメオUSAは、4Cスパイダーの公式映像を配信。海沿いのワインディングロードで、爽快なオープン走行を披露している。