小林可夢偉「まだどの契約書にもサインをしていない」…どうなる2015年

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
小林可夢偉
小林可夢偉 全 3 枚 拡大写真
19日に都内で行われた「Wings for Life World Run」の日本会場アンバサダー就任発表に登場したレーシングドライバーの小林可夢偉。発表後の囲み取材で今シーズンのレース活動に関しての現状を語ってくれた。

昨年、ケータハムF1チームからF1復帰を果たした可夢偉だったが、後半になるに連れチームの財政状況は悪化。終盤戦はチーム自体が参戦できないという事態に陥った。2015年は各チームがすでにドライバーズラインナップを発表。レギュラー参戦継続は絶望的となっている。

これまでF1にこだわりを見せていた可夢偉だったが、昨年12月には国内最高峰のスーパーフォーミュラのテストにも参加。初めて乗るマシンでトップタイムを叩き出してみせた。その流れで同カテゴリーに参戦するのではないかという噂もあるが、可夢偉自身は「まだ何も決まっていない」という事を強調した。

「現状、本当に何も決まっていないし、どの契約書にもサインしていません。もちろん色々な話はあるけれど、自分が出来る最大限の力を発揮できる場所が、狙うべき場所だと思っているけど、そうじゃないのであればレースをする意味がない。自分の中でしっかりと整理した上で決めたいと思っています」

また2016年のF1復帰に関しては「もちろん諦めていないし、それを確実にするために何が出来るのかも模索している」とコメントした。

彼を日頃から応援してきたファンの方々にとっては、待ち遠しいニュースかもしれないが、正式発表が聞けるまでにはもう少し時間がかかりそうだ。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  3. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  4. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  5. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る