西鉄、313形最終日限定の貝塚線フリー切符発売

鉄道 企業動向
硬券タイプとなった313形「ラストラン特別記念乗車券」。313形の営業運転最終日の1月24日に限り発売される。
硬券タイプとなった313形「ラストラン特別記念乗車券」。313形の営業運転最終日の1月24日に限り発売される。 全 2 枚 拡大写真

西日本鉄道(西鉄)は1月19日、313形電車の営業運転最終日(1月24日)に貝塚駅(福岡市東区)で「ラストラン特別記念乗車券」を発売すると発表した。

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1月24日に限り貝塚線が自由に乗り降りできるフリー切符。313形フォトコンテストのグランプリ作品をデザインした台紙が付く。発売額は大人600円で子供用の設定はない。300枚限定で、当日は1人5枚まで購入できる。発売時間は10時から15時まで。このほか、313形の車両カタログも300円で同時に発売される。

313形は1952年、大牟田線(現在の天神大牟田線)の電車として登場。強度を損なうことなく軽量化する「モノコック構造」の車体を日本の鉄道車両として初めて採用した。8両(2両編成4本)が製造され、1977年には宮地岳線(現在の貝塚線)に転属。その後、2007年4月の宮地岳線西鉄新宮~津屋崎間廃止に伴い6両(2両編成3本)が廃車となった。現存する315号編成(315+365号)も1月24日限りで運行を終了する予定だ。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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