ルノー 世界販売、3.2%増の271万台…2年連続で増加 2014年

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新型ルノー クリオ(日本名:ルーテシア)
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フランスの自動車大手、ルノーグループは2015年1月19日、2014年の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は271万2432台。前年比は3.2%増と、2年連続で前年実績を上回った。

271万2432台の主な内訳は、乗用車が前年比2.8%増の236万8090台。LCV(小型商用車)は、6.4%増の34万4342台と、プラスに転じる。

またブランド別では、ルノーが前年比0.6%減の211万8844万台と、2年ぶりに減少。ダチアは前年比19.1%増の51万1465台と、引き続き前年実績を上回る。韓国のルノーサムスンも、22.4%増の8万2123台と、2年連続で増加した。

市場別で見ると、欧州の回復が目を引く。2014年のルノーグループの欧州新車販売は、146万4611台。前年比は12.5%増と、2年連続で前年実績を上回った。市場シェアは前年よりも0.6ポイント増え、10.1%としている。

一方、欧州以外の販売台数は、前年比5.9%減の124万7821台。ルノーの全販売に占める比率は、2013年の50.5%から、2014年は46%に低下した。

国別の販売台数ベスト5は、フランスが57万7601台でトップ。以下、ブラジルが23万7187台、ロシアが19万4531台、ドイツが17万3479台、トルコが13万3212台で続く。

ルノーグループのジェローム・ストール営業&マーケティング担当副社長は、「2014年、前年比3.2%増の270万台を売り上げ、欧州で10%の市場シェアを確保した。中期経営計画において、新たな一歩を記した」とコメントしている。

《森脇稔》

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