【デトロイトモーターショー15】シボレーのPHV、ボルト 新型…EVモードは4割以上拡大

自動車 ニューモデル モーターショー
新型 シボレー ボルト(デトロイトモーターショー15)
新型 シボレー ボルト(デトロイトモーターショー15) 全 14 枚 拡大写真

2015年1月12日、米国で開幕したデトロイトモーターショー15。米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドのブースの主役は、新型『ボルト』(VOLT)が務めた。

2世代目となる新型ボルトでは、プラグインハイブリッド(PHV)パワートレインを一新。2モーターの PHVシステムは、現行比で電費効率をおよそ5-12%引き上げた。加速性能は、現行比で20%以上アップ。45kgの軽量化も図る。

また、二次電池は、韓国のLG化学と共同開発。蓄電容量は、現行比で20%向上させ、セルの総数は288から192へ低減。バッテリー単体重量も、13kg軽量化。さらに、発電用の直列4気筒ガソリンエンジンは、排気量を現行の1.4リットルから1.5リットルに拡大。新開発の直噴ユニットとした。

シボレーが強調するのは、EVモード時の航続可能距離。新型では、従来型の約56kmから、およそ80kmへ、航続距離を4割以上も伸ばす。エンジンと合わせると、最大でおよそ680km以上を走行できる見込み。

デトロイトモーターショー15のプレスカンファレンスには、GM北米部門のアラン・ベーティ社長が登壇。同社長は、「新型の開発にあたり、多くのボルトの顧客からフィードバックを得た。新型は自動車メーカーの中で、最も優れたPHV」と自信を見せた。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  3. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る