【シカゴモーターショー15】アキュラ の小型クロスオーバー、RDX …2016年型を初公開へ
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初代RDXは2006年1月、デトロイトモーターショー06で発表。米国では小型プレミアムCUV(クロスオーバー・ユーティリティー・ビークル)に分類され、BMW『X3』などと競合する。
2代目となる現行型は2012年2月、シカゴモーターショー12で発表。ボディサイズは、全長4660×全幅1872×全高1680mm、ホイールベース2685mm。初代に対して、ホイールベースを延長し、トレッドを拡大。さらに、重心高を下げることで、ハンドリング性能や乗り心地を引き上げた。
エンジンは初代の2.3リットル直列4気筒ガソリンターボから、現行型では3.5リットルV型6気筒ガソリン自然吸気に変更。従来よりも33psパワフルな最大出力273psを引き出しながら、FF仕様の米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地8.5km/リットル、高速11.9km/リットル。V6ガソリン搭載のSUVとしては、クラス最高レベルの燃費性能を備えている。
シカゴモーターショー15で初公開される2016年モデルは、現行RDXにとって、初の大幅改良車となる。現時点では、画像を含めて、その詳細は明らかにされていない。
アキュラは2016年モデルについて、「内外装のデザインを変更。さらなる高級感や安全性も追求する。動力性能や快適性、NVH性能も引き上げる」と説明している。
《森脇稔》