ルノー キャプチャー 1周年記念限定モデル…パリ16区のイメージを色で表現

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ルノー キャプチャー ファーストアニバーサリーエディション
ルノー キャプチャー ファーストアニバーサリーエディション 全 8 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンが1月26日より販売を開始した限定車、『キャプチャーファーストアニバーサリーエディション』は、パリ16区の洗練された、都会的な雰囲気を持つボディカラーを纏っている。

キャプチャーについて、同社マーケティング部の光村聖子さんは、「2009年に着任したルノーの新しいデザイナー、ローレンス・ヴァン・デン・アッカーによって示された、ルノーの新しいデザイン戦略、“ザ・サイクルオブライフ”のもとに市販された2番目のクルマだ」と説明する。因みに1番目は『ルーテシア』だ。

そのコンセプトは、「“恋に落ちた二人が冒険の旅に出る”というもの。従って、このキャプチャーは都会の喧騒からさっと抜け出して、新しい発見の旅に出る。そういったワクワク感を、デザイン、走行性能、機能性など全てが支えるコンパクトクロスオーバーに仕上げられている」と話す。

今回の限定車は専用のボディカラーと内装、そして、ナビが標準装備になる。ボディカラーはベージュサンドレにアイボリーかブラックのルーフが選択でき、このベージュサンドレは灰色がかったベージュで、過去『ルーテシア イニシャルパリ』などでも使われたカラーだ。光村さんはこのイメージを「非常に洗練された、都会的な雰囲気を持った色味」だと評する。

そのイメージはパリ16区だと光村さん。「パリは20区までの行政区があり、その中の16区はブルジョアなエリア。それも煌びやかなブルジョアではなく、しゅっとしたマダムが高級アパルトマンに住んでおり、治安の良い地域なので、昼間はベビーカーを押してのんびりと散歩をしていたり、そういった人がルーテシアやキャプチャーなどのコンパクトなクルマに乗り込んで買い物に出かけるような光景を、日常的に目にすることが出来る」と述べる。

そして、「そのエリアに生活している人たちは、都市型の生活を楽しみながらも、週末に家族や友達とアクティブに外に出かけていくという生活スタイル。キャプチャーファーストアニバーサリーエディションは、そういう生活の雰囲気になじむようなクルマに仕上がっている」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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