7月1日に「うるう秒」を実施…NICTが“8時59分60秒”を挿入

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日本の標準時の維持・通報を実施している情報通信研究機構(NICT)は、7月1日に「うるう秒」を挿入すると発表した。

時刻は、1958年に原子時計に基づく国際原子時が開始されて以来、原子時計に基づく時刻を天文時とのずれが、0.9秒以内におさまるよう調整したものを世界の標準時(協定世界時)として使用している。この調整として「うるう秒」を挿入する。

「うるう秒」の調整は、地球の回転を観測する「国際地球回転・基準系事業(IERS)」が決定しており、これを受けて世界で一斉に「うるう秒」の調整が行われる。

日本では、総務省とNICTが法令に基づき標準時の通報に係る事務を行っており、IERSの決定に基づきNICTが日本標準時に「うるう秒」挿入を実施。

NICTでは、IERSが「うるう秒」挿入を決定したのを受けて、7月1日に日本標準時に「うるう秒」の挿入を実施する。7月1日午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」を挿入する。

「うるう秒」の挿入は2012年7月1日以来、3年ぶり。また、「うるう秒」の調整が平日に実施されるのは、1997年以来となる。

《レスポンス編集部》

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