マツダ ロードスター 新型に、三菱化学と共同開発の新素材…無塗装で外装に使用できる

自動車 ビジネス 企業動向
マツダ ロードスター(東京オートサロン2015)
マツダ ロードスター(東京オートサロン2015) 全 3 枚 拡大写真

三菱化学は、マツダと自動車の外装意匠部品に無塗装で使用できるバイオエンプラ「DURABIO」の新グレードを共同開発したと発表した。

開発した新グレードは、今年マツダが発売する予定の新型『ロードスター』の内装意匠部品に採用され、その後順次、量産車の外装意匠部品にも展開される予定。

DURABIOは、植物由来のイソソルバイドを原料としたバイオエンプラで、耐衝撃性・耐熱性・耐候性などの面から従来の一般的なエンプラより優れた性能を持つ。

発色性も良く、透明度が高いため、顔料を配合するだけで、つややかな光沢のある表面に仕上げることも可能。また、表面が堅くて丈夫なため、擦り傷が付きにくく、塗装工程も不要で、塗料から出るVOC(揮発性有機化合物)排出をゼロにできる。

マツダは、自動車内外装意匠部品への適用に向けた加工技術の最適化を担当し、三菱化学がDURABIOの材料特性の最適化を担当した。この結果、自動車の内装意匠部品に加え、外装意匠部品にも使用できるグレードの開発に成功した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  5. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る