ポルシェ、GTLMクラス連覇を目指すも不運な結果…デイトナ24時間

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ポルシェ 911RSR
ポルシェ 911RSR 全 20 枚 拡大写真

チュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(TUSC)の開幕戦デイトナ24時間、決勝レースが1月24日~25日に開催された。

【画像全20枚】

2台の『911 RSR』でGTLMクラスの連覇を目指したポルシェワークスだったが、#911 ニック・タンディ/パトリック・ピレ/マルク・リーブ組がクラス5位、#912 イェルク・ベルクマイスター/アール・バンバー/フレデリック・マコヴィッキ組は7位という結果で終わった。

#912はスタート直後からトラブル発生。マコヴィッキはオルタネーターを交換するためにピットイン、トップグループから6周遅れとなる。一方#911は8番手グリッドからレース序盤に順位を上げ、レース序盤の1時間、何度もトップに浮上した。

トップ争いは夜になっても続く。スタート直後に後退した#912も完璧なレース運びとセーフティカーに助けられ、トップと同一周回まで順位を上げ、真夜中過ぎには両車ともに表彰台の2位および3位を狙えるポジションにつけた。

しかし、#912 アール・バンバーは、ストレート後の第2コーナーへの進入時に濡れた芝に乗り上げ、車両のコントロールを失いスライド。次の右コーナーに進入しようとしていた#911 マルク・リーブに衝突してしまい、両車ともに重大な損傷を受けてしまう。修理のため、#912は18周を、#911は82周を失った。

日曜の夜明けまでに、#912は4位まで順位を戻すことができたものの、トランスミッショントラブルのため、チームは安全策を取って終了時間前にレースを終えた。

第2戦セブリング12時間レースは3月20日・21日にフロリダ州で開催される。

《成瀬雄太@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  4. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る