2015年は「反乱の年」…米セキュリティ大手が分析&注意喚起

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初のビッグデータ関連データ侵害発生など4点を予測--2015年のセキュリティ(Imperva)
初のビッグデータ関連データ侵害発生など4点を予測--2015年のセキュリティ(Imperva) 全 2 枚 拡大写真

株式会社Imperva Japan(Imperva)は1月27日、「2015年のセキュリティ予測」を発表した。これは、米ImpervaのCPOであるMark Kraynak氏、およびセキュリティ戦略担当ディレクターであるBarry Shteiman氏が、同社の「SecureSphere」によって収集されたデータの分析に基づいて予測したもの。予測は「反乱の年」「サイバー保険の登場」「クラウド化の加速」「初のビッグデータ関連データ侵害の発生」の4つを挙げている。

「反乱」は、容易に侵害されてしまうクレジットカード番号の保護責任に対する、米国の販売業者の反乱、また、消費者がクレジットカード番号を頻繁に変更する反乱を指摘している。「サイバー保険」は2015年、市場に浸透し人気を獲得するとしている。取締役会は自社のリスクを保険会社へ負担させることで低減することに関心を示すようになるとしている。

「クラウド化の加速」では、クラウドのための新しいコンプライアンス要件(ISO27016、SSEA16など)がビジネスのセキュリティ状況やリスクレベルの検証を可能にし、このトレンドを後押しする。この傾向は長期的なものとなるとしている。「初のビッグデータ関連データ侵害の発生」は、ハッカーがビッグデータを最初にハッキングするという功名心への誘惑が引き金になるとしている。

初のビッグデータ関連データ侵害発生など4点を予測--2015年のセキュリティ(Imperva)

《吉澤 亨史》

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