エアアジアに続き2社が燃油サーチャージ廃止、マレーシア航空は沈黙

航空 企業動向
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マレーシアの航空会社、エアアジア、ファイアフライ、マリンドエアの3社が、国際的な原油安を背景に相次いで燃油サーチャージを廃止すると発表。

エアアジア・グループ傘下のエアアジアXやタイ・エアアジア、インドネシア・エアアジアなども廃止を発表しており、域内の空の便が一段と利用しやすくなりそうだ。一方、フラッグキャリアであるマレーシア航空(MAS)は27日時点で燃油サーチャージ廃止を発表せず、沈黙を守っている。

原油価格はピーク時に比べて半分ほどの1バレル=50米ドルまで落ちている。1月16日付けでファイアフライがいち早く廃止を発表。エアアジアも26日に撤廃を発表した。すでに国際線を対象に7カ月前に燃油サーチャージ廃止を行なっていたマリンド・エアは、国内線でも撤廃を発表した。

これまでファイアフライは35-45リンギ、エアアジアは20-150リンギ、マリンド(国内線)は20リンギ、それぞれ燃油サーチャージを課金していた。

エアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、昨年11月に廃止を決めていたがようやく実施できるようになったと説明。旅費が安くなることから、旅行需要の喚起につながると述べた。

伊藤 祐介

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