スカイマーク民事再生へ、ファンド支援で運航は継続…西久保社長は退任

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スカイマークは1月28日、東京地方裁判所で民事再生手続きの申し立てを行い受理されたと発表した。負債総額は710億8800万円。

同社は、円安による航空機のドル建てリース料支払い負担増加や、燃料コストも高止まり、LCC(格安航空会社)との競争激化などで業績が悪化、2014年3月期連結決算で18億4500万円の当期赤字に転落した。

エアバスとA380型機6機を発注したものの、売買代金の支払いが遅れ、エアバスが契約の解除と違約金7億ドルの支払いを求められており、財務基盤がさらに悪化する可能性があった。

経営立て直しに向けて全日本空輸や日本航空とコードシェア提携などによる打開を模索してきたが、自主再建は困難と判断した。

民事再生手続きを申し立て、所要の手続きを経た上で、投資ファンドのインテグラルから資金支援、収支改善支援、運営支援を受ける。これによって運航は継続する。

また、西久保愼一社長は1月28日付けで辞任した。会長の井出隆司氏が代表権を持つ会長、有森正和取締役が社長に就任した。

《レスポンス編集部》

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