【リコール】三菱ふそう エアロエース ほか、リアウインカーレンズに穴が開くおそれ

自動車 ビジネス 企業動向
改善箇所
改善箇所 全 2 枚 拡大写真

三菱ふそうトラック・バスは12月2日、大型観光バス『エアロエース』などのリアウインカーおよび左側ミラーステーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、リアウインカーが2007年9月4日から2015年1月9日に製造された、三菱ふそう『エアロエース』『エアロクィーン』、日産ディーゼルおよびUDトラックス『スペースアローA』『スペースウイングA』の4車種、4509台。左側ミラーステーが2007年10月1日から2014年12月15日に製造された、三菱ふそう『エアロエース』『エアロクィーン』、日産ディーゼルおよびUDトラックス『スペースアローA』の3車種、867台。

リアウインカーについては、長時間点滅を繰り返して行うと、橙色キャップ上部が溶損する場合がある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、キャップの気化成分でレンズ内面が白濁すると共に、キャップ上部に穴が開くおそれがある。

改善措置として、全使用者に対し当該不具合について周知し、後面方向指示器にレンズ内面の白濁や橙色キャップの溶損が認められた場合は、左右のリヤコンビネーションランプを対策品に交換する。

不具合は17件発生、事故は起きていない。

左側ミラーステーは、組立方法が不適切なため、取付ボルトの軸力が弱いものがある。そのため、走行時の振動等により亀裂が生じ、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進展して、最悪の場合、左側ミラーが脱落するおそれがある。

改善措置として、全車両、手動格納ユニットとミラー側ステーを対策品に交換する。

不具合は6件発生、物損事故が1件発生している。

いずれも市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  5. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る