レクサス NX、マレーシア投入へ…BMW X3、イヴォーク が競合

エマージング・マーケット 東南アジア
レクサスNX(欧州仕様)
レクサスNX(欧州仕様) 全 3 枚 拡大写真

トヨタの高級ブランド車を販売するレクサス・マレーシアは29日、新型スポーツ多目的車(SUV)、レクサス『NX』シリーズを発表した。

既存の高級クロスオーバーSUVの『RX』に比べてよりコンパクトにまとめ、30-40歳代をターゲットにしている。日本では2014年後半に発売した。

すべて日本からの輸入完成車(CBU)で、バリエーションは排気量2.0リットルエンジンを搭載した▽200t▽200t Fスポーツ▽200t ラグジュアリー▽200t プレミアム--の4種に、排気量2.5リットルハイブリットエンジン搭載の「300hハイブリッド」を加えた5種。中でも「Fスポーツ」が売れ筋だという。

価格は29万2,000-37万5,000リンギ。2014年10月に予約受付を開始し、これまでに600台の予約を受けている。年内に2,000台の販売を見込んでおり、レクサス全体の半分程度を占めると期待している。

新たに就任したUMWトヨタ・モーターの武山明生 副会長は、「NX」の引き渡しが2月からになる予定だと説明。BMW『X3』やレンジローバー『イヴォーク』が小型高級SUVセグメントで競合相手になるが、国内シェア50%の獲得を目指していると述べた。

レクサスは現在、マレーシア国内8か所に販売店網をもっている。

伊藤 祐介

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