日野鈴木専務「トラックの保有台数が増えている。19年前半まで良い状況続く」

自動車 ビジネス 国内マーケット
日野自動車 鈴木賢二 取締役専務役員
日野自動車 鈴木賢二 取締役専務役員 全 3 枚 拡大写真

日野自動車の鈴木賢二取締役専務役員は1月29日に都内で開いた決算会見で、国内のトラック市場について「保有台数が増加している」と指摘した上で、「2018年から19年前半までは良い状況が続く」との見通しを示した。

【画像全3枚】

保有が増えている背景について鈴木専務は「リーマンショック後に建設系を中心にダンプの保有を減らしてきたが、ここにきて大型トラックと小型トラックでダンプを中心に5-6万台保有が増えてきている。東北の復興以外にも政府の強靭化計画で公共事業などが増えてきていることで、自家用ダンプとレンタカーが新しい需要として増えている」と説明。

また「燃料費が非常に安くなっていることで、大口ユーザーを中心にかなり余裕がでてきて、1台くらい増車してもいいだろうという動きも見えている」とも指摘した。

その上で「前年度よりも今年度の方が勢いが良く、かなり好調。18~19年前半までは我々は良い状況が日本は続くとみている」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. フィアット『パンダ』、欧州で車名を『パンディーナ』に変更…ハイブリッド専用車に
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  4. 「ノイエクラッセ」をマイチェンで導入!? BMW『2シリーズクーペ』最新デザイン情報を入手
  5. ルノー『トゥインゴ』新型、11月6日デビューへ…初代のデザインに着想のEVに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る