日本製スポーツカーの米国販売…86 / BRZ は減少、GT-R と Z は増加 2014年

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日産 GT-R NISMO
日産 GT-R NISMO 全 4 枚 拡大写真

前年比5.9%増の1652万2000台を販売し、5年連続で前年実績を上回った2014年の米国新車市場。日本製スポーツカーの販売結果がまとまった。

これは、各社がまとめたデータから明らかになったもの。トヨタ『86』、日産『GT-R』/『フェアレディZ』、マツダ『ロードスター』、スバル『BRZ』など、日本製のスポーツカーは米国で売れたのか。

まずは、トヨタ86。同車は米国では、サイオンブランドの『FR-S』として販売されている。2014年実績は、1万4062台。前年比は23.3%減と、2013年の60.5%増からマイナスに転じた。スーパーカーのレクサス『LFA』は、17台を登録。すでに限定500台の生産を終了したLFAは、2013年の23台から減少している。

スバル(富士重工)は、トヨタ86の兄弟車の『BRZ』が7504台を販売。前年比は12.6%減と、86と同様に落ち込む。新型を投入した『WRX』と『WRX STI』は、合計で2万5492台を販売。前年比は41.9%増と大きく伸びた。

マツダ ロードスターは、米国では『MX-5ミアタ』としてお馴染み。2014年の販売台数は、4745台。新型の発売を控えたモデル末期のため、前年比は17.9%減と、落ち込んだ。すでに生産を終えたロータリースポーツ、『RX-8』は、2013年同様、1台のみを登録。

日産自動車は、GT-Rが1436台を登録。前年比は16.2%増と、2013年の4%増を上回る根強い人気を示す。現地では『370Z』として販売されるフェアレディZも、前年比9.7%増の7199台と、増加に転じている。

《森脇稔》

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