小糸製作所、自動車用ランプ全セグメントが好調で増収増益…2014年4-12月期決算

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LEDヘッドランプ(参考画像)
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小糸製作所が発表した2014年4-12月期の連結決算は、経常利益が前年同期比43.8%増の451億5000万円と大幅増益となった。

売上高が同18.7%増の5019億6500万円と増収。自動車照明関連事業が好調だった。国内では、自動車ランプのLED化もあって増収となったほか、北米では新規受注の拡大、LED化に加え、メキシコ工場の稼動もあって大幅増収となった。中国も日系、欧州系自動車メーカーからの受注が拡大した。

アジアはタイで受注が拡大、インドネシアでは二輪車・四輪車の受注が増えて増収となった。欧州も新規受注やLED化の効果で大幅増収となった。

収益では、日本、北米、中国、アジア、欧州の全セグメントで増収となったため、営業利益は同43.5%増の424億6200万円と増益となった。純利益は、前年同期に独占禁止法関連の特別損失を計上したため、同140.1%増の262億3300万円となった。

通期業績見通しは想定以上の好業績となっていることから上方修正した。売上高は前回予想より110億円増の6950億円、営業利益が30億円増の620億円、経常利益が35億円増の650億円、純利益が20億円増の370億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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