【JCCAニューイヤーミーティング15】77年前のジャガーで法政大学も参加

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法政大学体育会自動車部OBOG会
法政大学体育会自動車部OBOG会 全 13 枚 拡大写真
1月25日、日本クラシック協会が主催する“JCCAクラシックカー・フェスティバルニューイヤーミーティング”が開催され、個人のクラシックカーエンスージアストや、クラブ、ショップなどに混じり、法政大学体育会自動車部OBOG会もブースを出していた。

そのブースに展示してあったのは、1938年式のジャガー『SS100』だ。このクルマは昭和41年に渋谷道玄坂にある“美美薬局”の藤沢臣明氏より寄贈されたもので、同部のシンボルカーとして代々部員に引き継がれてきたもの。1980年にレストアを終え、近年は、様々なクラシックカーイベントに出展されている。現在も100km/hで巡航可能だという。

同OBOG会幹事長の濱口慶一氏によると、「法政大学体育会自動車部の活動は、ジムカーナやダートトライアル、フィギュアなど学生自動車連盟が主催する競技に参加している」と説明する。

そして、このジャガーに関しては、「このクルマのオーナーは大学なので、年に1から2回、大学のイベントで校舎に展示するほか、今回のようなクラシックカーイベントで、大学のアピールを務めている」という。

濱口さんは、「現役の学生はこのジャガーの運転は禁止されている。その理由は現代のクルマではないため、運転に関しての成熟が求められるからだ。しかし、今後は、その成熟度合いによって、少しずつ触れる機会を設け、クルマの歴史を肌で感じてもらえるように考えていきたい」とコメントしていた。

当日会場には、現役部員も参加し、積極的に車両説明等を行うことで、来場者と触れ合い同校をアピールしていた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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