【スーパーフォーミュラ】可夢偉との5年半ぶり直接対決に、中嶋一貴「すごく楽しみ」

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中嶋一貴
中嶋一貴 全 7 枚 拡大写真

30日、トヨタのモータースポーツ体制発表会後に同会場でファンミーティングが行なわれ、2014年の全日本選手権スーパーフォーミュラチャンピオンに輝いた中嶋一貴がトークショーに出席。今シーズンの抱負などを語った。

一貴と小林可夢偉はTDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)の出身ドライバーで、F3へステップアップ以降はヨーロッパで共に切磋琢磨しF1を目指した仲。しかし、お互い参戦カテゴリーが異なることが多く、こうして直接対決するのは2009年のF1最終戦ブラジルGP以来。実に5年半ぶりのことになる。

「すごく楽しみです。昨年末の岡山テストでは速さも見せていたし期待している人も多いと思います。もちろん既に参戦している僕達も負けないようにしたいです。今年もハイレベルになるし、より一層盛り上がるのではないかと思います。」とコメント。その表情は可夢偉との直接対決を本当に楽しみにしている様子だった。

残念ながら可夢偉はこの日、TMGが計画していたWEC車両のテスト参加のためヨーロッパに滞在。体制発表会はやむを得ず欠席した。代わりに会場では可夢偉からのビデオメッセージが放映され、「2015年、チームルマンからスーパーフォーミュラに参戦することになりました。本来なら皆さんの前で発表したかったのですが、欠席することになってしまい大変申し訳なく思っています。スーパーフォーミュラは昨年末お誘いを受けて岡山国際サーキットでテストしましたが、本当に素晴らしいパフォーマンスを持った車両だと感じ参戦を決意しました。チャンピオンを目指して全力でチャレンジしたいと思います。」と語った。

今年はWECフル参戦のため、スーパーフォーミュラのプレシーズンテストは全て参加出来ないという一貴。「少しまずいなとは思っていますが、昨年のデータを活かしていければチャンスは必ずあるし、特に昨年は鈴鹿で良い走りができたので、開幕戦から勢いをつけていきたいです。」と連覇に向け意気込みを語った。

注目の全日本選手権スーパーフォーミュラは、4月18・19日に三重県の鈴鹿サーキットで開幕。お互い母国凱旋レースとしての経験があるF1日本GPで走った鈴鹿で、どんなレースを見せてくれるのか、楽しみだ。

《吉田 知弘》

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