【マツダ ロードスター プロトタイプ 試乗】ドライバーの感性に添ったハンドリングはさすが…津々見友彦

試乗記 国産車
マツダ ロードスター プロトタイプ
マツダ ロードスター プロトタイプ 全 10 枚 拡大写真

現行に対して短く、低く、広いボディレイアウトの新型『ロードスター』はしかも100kgも軽い。

特徴はまるでイタ車のようなスタイリッシュなエクステリア。前からも、横からも、そして後ろからもどこから見ても魅力的なスポーツカーデザイン。インテリアもメーターパネルはセンターにタコメーターを位置しカチッとしたデザインでカッコイイ。センターにはiPad風のディスプレイがシャープに引き締める。丸型シフトノブの6速MTの操作性も良い。

1.5リットルエンジンは128psともうわさされ現行より出力は低いものの、1020kgとも云われる軽量なボディのお陰で、0-400加速の雰囲気は16秒台で依然軽快な範疇にあり、大きく不満はない。

ダイナミック性能で最大の特徴はスムーズで洗練されたハンドリングだ。電動パワステは軽めに設定され、ロングドライブも疲れないし、ワインディングではいつでもカウンターステアーを当てられる自信が出る。特に気をてらってクイックなハンドリングではなくドライバーの感性に添った安心感の高いレスポンスなのが流石だ。

走り出すと身体に密着するシートと共にクルマそのものがドライバーと直に一体化。正に“人馬一体”。ワインディングを安心してスムーズにトレース出来る。正確でしかも軽快な操縦性だ。心地好いエンジンサウンドも魅力だ。キーワードは“美しさ”。ルックス、動力性能、操縦性、いずれも美しい!

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

津々見 友彦│モータージャーナリスト
第1回日本GPに出場し、その後日産、トヨタ、いすゞのワークスドライバーとして活躍。現在は自動車雑誌、ラジオ、Car Worldなどに試乗記を書く。サーキット走りとパソコン大好き。今は自転車に凝る。

《津々見友彦》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る