映画『極道大戦争』…最強の組長役に、日野CMのリリー・フランキー

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市原隼人&成海璃子&リリー・フランキー&青柳翔&高島礼子&渋川清彦&優希美青&ピエール瀧&でんでん『極道大戦争』キャスト陣
市原隼人&成海璃子&リリー・フランキー&青柳翔&高島礼子&渋川清彦&優希美青&ピエール瀧&でんでん『極道大戦争』キャスト陣 全 2 枚 拡大写真

鬼才・三池崇史監督が市原隼人を主演に迎えて贈る『極道大戦争』。この度、本作の公開日が6月20日(土)に決定。先日発表された出演者・市原さん、ヤヤン・ルヒアンのほかに成海璃子、リリー・フランキーら豪華キャスト陣が集結していることが明らかになった。

史上最強といわれるヤクザの組長・神浦玄洋。異彩を放つ数々の不死伝説が広まり、彼のことをヴァンパイアと呼ぶものさえいた――。海が近くうら寂れた毘沙門仲通商店街は、街の人々からの信頼が厚い神浦玄洋を組長とする。神浦組が牛耳っていた。神浦の舎弟である影山亜喜良(市原隼人)は、敏感肌ゆえ刺青も入れられない若衆止まりの半端者。神浦に憧れて極道の世界に入ったものの、映画のような誇り高い仁義や任侠心に満ち溢れた理想の世界からほど遠い現在のヤクザ社会にうんざりしていた。

そんな退屈な毎日を送っていたある日、神浦の命を狙う刺客たちが次々と毘沙門仲通商店街に現れる。死闘の果て、影山の前に八つ裂きにされた神浦が横たわっていたが、駆け寄った影山の首筋に、瀕死の神浦が。突然噛みついた瞬間、影山に神浦の血が逆流する…。「ヤクザヴァンパイアとして生きろ!」神浦はそういい残し絶命する。かくして“血の儀式”が行われ、街中を巻き込んだ刺客たちとの新たな闘いがはじまろうとしていた――。

本作は、三池監督が自身の原点回帰と位置づけ、初心に戻って挑んだ最新作。ヤクザヴァンパイアに噛みつかれた人間は、次々とヤクザ化してしまうという奇想天外、予測不可能な完全オリジナルストーリーだ。

主演の市原さんは、伝説のヤクザに憧れて極道の世界に入ったものの、敏感肌で刺青が入れられない悩みをかかえながら、闘いの運命に翻弄される主人公・影山亜喜良を好演する。

今回発表されたのは、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔、渋川清彦、優希美青、ピエール瀧、でんでんといった個性的な俳優陣。市原さん演じる主人公・影山の覚醒を支えるヒロイン・杏子には『妖怪大戦争』(’05)以来、10年ぶりの三池組参加となり大戦争モノ(!?)に縁がある成海さん。「10年ぶりに三池組へ参加できて嬉しいです。私はヤクザ化しなかったので、すこし寂しかったです」と漏らしながらも三池作品を存分満喫した様子。

また、史上最強伝説をもつヤクザの組長・神浦玄洋には、リリー・フランキー。『神さまの言うとおり』と公開が前後したものの、三池組の現場への参加は、本作が初。「監督の演出はもの凄く独特で興味深く、「明日もまた行きたい」と思わせてくれる現場でした」とコメントを寄せている。リリーさんは組長で、ヴァンパイアで、史上最強という3拍子全てが初めての役柄に挑む。

そして神浦組の若頭役には、高島礼子が性別度外視の大抜擢にして、三池組初参加。高島さんが主演を務めた極妻シリーズ以来、極道映画への参加は10年ぶりに。「もともと三池監督の作品が大好きだったので、オファーをいただいた時は不安よりも嬉しい気持ちが勝ってました。現場に入ってしまったら、このキャラクターを男が演じるか、女が演じるかはたいした問題ではないんだと気づきました。今回、全てが初体験でとても楽しませていただきました」と語った。

そのほか今回、初めての三池組で極道役に挑戦する劇団EXILEの青柳翔、三池監督が絶大な信頼を寄せる渋川清彦、弱冠15歳にして圧倒的な存在感でヤクザヴァンパイアに変身する女子高生を演じる優希美青。『凶悪』以来の極道役で、リリーさんとの対決シーンも期待されるピエール瀧。意外にも映画としては三池組初参加となるでんでんが、親分を殺され苦悩する影山を導くキャラクターとして、脇を固める。

『極道大戦争』は6月20日(土)TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。

リリー・フランキー、史上最強のヤクザ組長に!『極道大戦争』キャスト発表

《text:cinemacafe.net》

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